とーしろさんの 「俺的ワンフェスレポート 2000年・夏」
8/21(日) ワンダーフェスティバル(以下ワンフェス)とトイフェスティバル
(以下トイフェス)の開催日である。
知らない方の為に簡単に説明すると、ワンフェスとは「ガレージキット」と呼ばれる自作模型の即売会であり、トイフェスとは、昔のオモチャやプレミアムグッズ等のフリマの様な物である。
とうやとも一緒に出かけるつもりだったのだが、「風邪と虫歯とプラス1」で3重に苦しんでおり、残念ながら今回はパスとのこと。
病気の嫁さんをほったらかしてそんなトコに行くのもどうかと思うが、私には以前40度近い熱で苦しむとうやを置いて(しかも新婚1ヶ月位の時に)、後楽園までゴーゴーVと握手しに行った前科がある(とうやの日記'99,11,23参照)ので、もはや屁とも思わんという男っぷり。
今回もおみやげ買って帰れば許してくれるだろう。
ちなみに前述の後楽園の時は、酒井若菜のトレカ2袋と、中古で買ったメタルジャックのLDで許してもらった。
さて、半蔵門線・有楽町線を乗り継いで新木場まで行き、日本一印刷屋の広告が多い電車、
臨海副都心線に乗る。
車内がいかにもそれ系の人で満ちているが、それに混じって家族連れ(それも小さい女の子を連れた)も
異常に多い事に気が付いた。
なんで?ヤバイよこんなトコに連れて来ちゃ。
ビッグサイト到着。 入口にて、本日のイベント情報を見る。
本日、ワンフェス&トイフェス以外のイベントは以下の通り。
・「りぼん」お楽しみイベント2000(家族連れの目的がこれ)
・ガンダムWar2000(何かシミュレーションゲームのイベントらしい)
・triseratops ライブ
・sexMACHINEGUNS ライブ
sexMACHINEGUNSだと!? 早速家で苦しんでるだろうとうやに電話して悔しがらせる事にする。
期待通りに悔しがってくれたので、さっさと電話を切り会場へ。
11:50分頃会場入り。
自分はトイフェスが目的なのでまずそちらへ。
だが、トイフェス側は入場制限をしているらしく、長蛇の列が出来ていたので急遽ワンフェス側へ。
5分程ブラついて、トイフェス側の様子を見ると、あっさり解放されてガラガラの状態であった。
12:00までの制限だったらしい。
並んでた人は気の毒だな。
さて、トイフェスはトレカやらガシャポンやら、ペプシのオマケ等と言った、コレクション漏れを補完するのに最適なイベントであるが、入場早々とうやが前から欲しがっていた食玩の「妖怪シリーズ」を発見。
これは、日本に伝わる妖怪を緻密な造形と彩色で立体化したシリーズで、「全品お祓い済み」の注意書きもまぶしいレアでカルトな1品。
「食玩」なのでちゃんとキャンディーも付いて来るぞ(妖怪にキャンディー付けてどーすんだ。あ、逆か)。
とうやは何故かこれがいたく気に入り、ホビー雑誌の新作情報で知って以来、必死に探したにも関わらず、
今まで見た事すら無かったというモノである。
全部で8種類あり、それぞれカラーバージョン、墨絵バージョン、畜光バージョンの3タイプがある。
とりあえず一番インパクトのある「鎌鼬」をカラーでゲット。
その後とうやに電話して、欲しい物を聞く。
オーダーは「網剪」、「人魚」、「狂骨」(即答したよこのヒトは・・・)。
「狂骨」はここには無かったので、「網剪」と「人魚」をそれぞれカラーで購入。
自分用には、ビーストウォーズメタルスのラットルの新品を千円にて入手。 なかなかお買い得で、正しいトイフェスの使い方と言える。
ちなみに、定価1000円の品を稀少だからといって2000円で買ってしまうと「間違った(もしくは残念な)使用法」となる(俺ルール)。
結局トイフェスでの成果はこれだけ。 やや期待はずれか?
再びワンフェス会場に戻って来ると、時々ドスン!という音と、大勢の歓声が聞こえてくる。
何かトークイベントでもやってるんだろうと思いつつ、ブースを廻る。
館内放送では、間もなく「ラブひな」の声優さん達によるトークライブが始まると伝えていた。
「あの絵とギャグが好き」という理由で「ラブひな」のコミックスを全巻持っているという、
会社の先輩(36才独身)の顔が浮かび、ちょっとブルーになる。
相変わらずガレキブースには色々な物がある。
ロボット、怪獣、ミリタリー、美少女等のフィギュアに混じってオリジナルTシャツやら、刀剣類やら、自作ビデオやら、同人誌などもある。
美少女フィギュアといっても、アニメやギャルゲーのキャラをただ立体にしただけではなく、同人誌の様にあんなカッコとかこんなカッコとかさせたあげく、かなりヒドイ目に合わされている少女(あるいは幼女)もあったりして、こりゃ隣で「りぼん」のイベントなんかやってる場合じゃねーよ等と思ってみた。
別に非難はしませんが(笑)。
そうそう、ワンフェスはコスプレOKなので、とうやが見たら首を刎ねたくなる様なデジ子とか、実はまじょガエルじゃねーかと思う様なおジャ魔女がいたりして、マイナス方向に微笑ましい。
しかし中には180cm以上あるアイビー(ソウルキャリバーのキャラ・ちゃんと女性だった)がいて、感動したりもする。 デジカメ持って来りゃ良かったかな。
私は今回ガレキを買う意志は無かったので、足早に見て廻っていると、先程の「音と歓声」の原因に遭遇。
プロレスやってました。いやマジで。
目の前に大勢の人に囲まれた、四角いジャングルが・・・。
こんなの私のワンフェス経験から言っても初めてですよ? てゆーかプロレスを間近で見る事自体初めてですが。
後に館内放送により、どこかのブースが招待したレスラーである事と、これからそのレスラーのサイン会がある事が判明。
いろんな事する人がいるなぁ。
ちなみに、先ほどの「ラブひな」イベントの会場と、このリングは併設されており、
大勢の人間がラブひな声優達に背を向けてプロレスに見入っていたのが面白かった。
声優さん達、やり難かっただろうな。
最近のワンフェスは、この様なゲストを招いたイベントが盛んらしく、
この日も他に「ヤマトの森雪役」の声優さんや、「ウルトラセブンのアンヌ隊員」のひし美ゆりこさんが来ていたらしい。
一つも見なかったけど。
ワンフェスの開催スペースは大きく二つに別れており、2つめのエリアに行ってみると、ガレキよりも、昔のおもちゃの即売が多くなっていた。これじゃトイフェスじゃん!
今までワンフェスが持っていた「ガレキ」と「懐かしモノ」の2面性の内、後者を独立させたのがトイフェスじゃなかったんかい!こんな事なら先にこっちのエリアを廻れば良かった(泣)。
もう3時を過ぎるとディーラーも帰っちゃったりするんだよな。
ちぇっ。
しかぁし!ここにもあったのだ、例の「妖怪」が!
箱は無い物の、先程見つからなかった「狂骨」も墨絵バージョンでゲット。
ついでにさっき買った3種類の
墨絵バージョンと、自分の趣味で「牛鬼」(カラー・墨絵両方)も購入。
これで「狂骨」のカラー版があれば完璧なんだけど・・・。
更に、ガシャポンの「どこでもいっしょ」で3000円位突っ込んでも入手できなかった、ロボことR・スズキを発見(これもとうやの探し物)。
私「すみません、その『どこいつ』のスズキ下さい」
店員A「はーい、(奥に向かって)スズキ1つ!」
店員B「(奥から)はいスズキ!」
店員A「(受け取って)はいスズキのお客様!」
誰が鈴木なのかハッキリしろ(笑)。
さて、いいかげん疲れて来たが、「狂骨」のカラー版がどうしても諦めきれず、もう一度だけ探索した結果、あっさり発見。
但しちょっと高く、1000円(他は300〜400円)だった。
しかし、もうこれ以上歩き回る気力も無いので購入これで5種類仲良く墨絵とカラーが揃った。
さぁ帰ろうもう帰ろうすぐ帰ろうと思ってガレキコーナーを突っ切っていると、
とあるガレキのブースにて「おジャ魔女どれみ」のスゴいフィギュアを見た。
変身(?)直後の名乗りのポーズを立体化した物なんだけど、何とゆーか、どーみても本物(笑)。
ポーズとか表情とか色とか、ホントにアニメがそのまま抜け出て来た様な出来映え。
しばし感動しながら鑑賞させて頂いた。
ちなみに、帰ってからとうやにこの事を報告した所、なんと知り合いである忍者加藤さんのサークルだった事が判明(なんで知ってんだよ)。
あぁ、なんで挨拶してこなかったんだ自分!てゆーか、お互いに顔覚えてなかったかも・・・。
でもスゴイ出来でしたマジで。
さて、今回のワンフェス(&トイフェス)での成果は、使った金額はともかく、買った品数で言えばダントツの最高記録(12品目)であった。
でも純粋に自分の物って実はラットルだけなんだけどね。
てゆーか、妖怪10個もどこ置くんだっつーの。
次の冬のワンフェスも絶対来るぞ、と思ったら、なんか次回の冬のワンフェスは無いという噂・・・
(次回の開催は未定だそうな)。
なんだそのオチは! 以上、とーしろさんの俺的ワンフェスレポートでした。
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