エロゲ全般に対する私見

普段エロゲーに関して漠然と思っていること。
完全に主観的な考えですので、お暇な方のみどうぞ。

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自分的エロゲーの定義。
「普通のゲーム」
恋愛などがメインではない、もしくは恋愛メインでもやたらとヒロインがいるわけではないストーリーがあって、
そのなかで必然又は自然な流れで多少性的なことに関わるシーンがでてくることがある。
多少性的なことに関わるシーンががあっても、それが「何も無理してそんな姿勢をとらせてまでスカートの中描かなくてもいいよ」
というかんじのシーンではないもの。

「ギャルゲー」
恋愛など(育成含む)女の子と過ごすことがゲームの流れのメインになっていて、
その流れの上で多少性的なことに関わるシーンがある、またはその流れの中に入らないその手のシーンがあったとしても、
それが「まあそんな格好じゃブラチラ位するよなあ」位で済んでいるもの。

「エロゲー」
ストーリーのメインや主人公の目的が「エッチ」なもの。
必然性もなく性的なことに関わるシーンがあるもの。
エッチシーンを除くとゲームが成り立たなくなってしまうもの。

まあ、当たり前ですな。
個人的には恋愛の成就としてのエッチシーンしかないものはエロゲーという分野に入れたくない、と言うだけの話です。

純愛系エロゲーについて。
恋愛の必然としてHシーンがあるゲーム。
愛し合う二人が結ばれて……という位置付けでHシーンがある割に、そこまでの展開が説明不足なため、
Hシーンが唐突であったり不自然であったりするものが多い。
あくまでエロゲであることが前提で純愛を語っているから、Hシーンまでの長さはできるだけ短くしたいというようなこともあるだろうが、
それにしても不自然過ぎることが多いと思う。
作っているほうはそのつもりでないにしても、それまでの展開がおざなりだと「嫌われたくないからいう事を聞こう」的な承諾をしているように見えてしまう。
男側の気分の盛り上がりだけでしてしまっているように見える作品のなんと多いことか。
奥手な娘とキスしたその流れでそのままHとかされると萎える。
キャラが多くてボリュームが限られる、とかでなければ、恋愛を謳っているゲームならもう少し過程を大事にして欲しいものだ。

Hから始まる恋愛をしていい相手といけない相手がいると思うんだけどな……。

エロゲーヒロインの服装。
テレビドラマで「さえなくてださい」設定の子が、地味なだけでセンスのいい(しかも結構名の知れたブランドの)服をきてるのと、
エロゲで「おしゃれ」とか「流行を追い求める」などの設定の子がむちゃくちゃださい服着てるのとどっちがましなんだろう…と良く考える。
全てのエロゲがそうとは言わないけれど、現代モノのエロゲのヒロインたちは随分な服装をさせられていることが多いと思う。
その時々の流行の服を描けと言うわけではないけれども、外出着なのにウェストがゴムだったりするとちょっとひいてしまう。
装飾品もその例に漏れないのだが、中でも髪につけるアクセサリーには目に余るものが有る。
いまどき小学生でもつけないような大きなボンボンのついたゴムや、大きなリボンなど。
作品中一人くらいなら、そう言うキャラクタとして許容もするけれど、ほとんどのヒロインが何かしらその手の傾向のものをつけていると、
キャラクターデザイナーの嗜好としてあきらめるしかないのか、などと思ってしまう。
それともエロゲの市場は「現実世界の普通」でない服装を求めているのか。

人間は外見だとかいうつもりはないけど、外見は好意を持つ一要素だと思う。
特に現実世界ではなく、夢を求めることのできる2次元世界なんだからよけい大事だと思うのだが。

Hシーンについて。
個人的にはHシーンのボリュームには拘らないけれど、純愛系のゲームなどで家庭用移植を前提にしているかのようにあっさりしていると、
これをエロゲとして買った人はそれでいいのか!?と言う気分になることが有る。
恋愛ゲームとして買った場合は問題無いと思うのだが、18禁のゲームとして買った場合には不満が残るのではないだろうか。
Hシーンの為に恋愛しているゲームと、恋愛の必然としてHシーンがあるゲームの境目は主観も含むことになるので判別は難しいが、
それでもやはり恋愛の必然としてHシーンがあって18禁になったゲームと、最初からエロ目的で作られたゲームは異なる種類のものだと思う。
パッケージなどできちんと傾向が判別出来るものであれば問題無いが、販促のためも有ってか、パッケージはゲームの内容をきちんと伝える内容ではない場合も多いので、
プレイしてみて初めて自分の求める傾向のものではないことに気づくことも有るのではないだろうか。
まあ、そういった食い違いはエロゲに限ったことではないんだけれども。


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