美しき獲物たちの学園

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Winのエミュレータ入れて真っ先に買ったソフト(笑)。
購入の動機は「攻め受け両方の視点をザッピングできるというシステム」。

主人公は二人。
聖レイセーヌ学園の超お嬢様、むかうところ敵無しの由利香お姉さまと、
何を間違えたか、成績だけで入ってしまった一般庶民明日菜ちゃん。
自分的には、いわゆるヒロインって感じの明日菜はあまり好みではないので、パッケージも由利香の方を購入。
キャラのイメージソングのCD付き。
怖くて聞いてないですが(笑)。

そんな二人が出会ってしまい、由利香が一方的に「制服組(一般庶民のこと)」の明日菜を蔑み、
「この学園にはふさわしくないから何とかしてしまおう」というところから話はスタート。
そして、人を操っていたぶったりしてるうちに、明日菜の「Mとしての素質」に由利香が気づいて
「とことん奴隷として磨こう」という風に話は転換。

システムの特徴として、ザッピングの他にもう一つ「SゲージとMゲージ」が有る。
選んだ選択肢によって、そのときの視点の元になってるキャラの性格がSかMに偏っていくというシステム。
そして約半分の9の話時点で、主人公が由利香でゲージがSよりなら、
話は「明日菜奴隷化一直線」、Mよりなら「一般庶民の反逆編」なストーリーに分岐(主人公が明日菜ならゲージ逆)。

初のプレイは王道(?)明日菜奴隷一直線コース。
由利香のSゲージ、明日菜のMゲージ共に8割位でのEDは、
明日菜の視点だと、明日菜が色情狂(などという生易しい状態ではないが)になって終わり。
由利香の視点だと、由利香が事故で歩けなくなり(それとは関係なく)失脚して引退、
療養中に明日菜と幼なじみが来て、その看護により「人の優しさ」を学ぶという かなり偽善の匂いがするエンディング。

2回目は反逆編をプレイ。
ますます明日菜が嫌いになる。
そんな器でもないのにつけあがっちゃった一般人、という感じ。
由利香をおとしめてみたくてプレイしてみたのだが、実際やってみたら堕ち方がなんかイヤ。
もうちょっとなんか反抗するとかして欲しかった。
しかしこっちのストーリーの方が人死にとかでてちょっとダークでいい。
雅人君(由利香の幼なじみで鬼畜系男)が以外にいいやつでちょっとびっくり。

2回目のEDは明日菜のSゲージ、由利香のMゲージ共に5割くらい。
明日菜視点だと、1年後の明日菜がゲーム開始直後の由利香と同じ感じになっているED。
由利香視点だと、由利香が完全な奴隷根性の人になってしまっているED。
どちらもあまり感慨は呼び起こされない。

視点の切り替えによって見られるグラフィックが違ったりするシステムは面白かったのだが、
結局は話が自分には合わなかったという感じ。
しかしシステム的にはかなり良かったので、このシステムで違う作品がプレイしてみたいところだ。


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